ソロモン諸島保健省は、新たに公告を行い、先に決定した「予防接種証明(ないし抗体証明)」の持参義務を緩和するとしました。
 対象9カ国(オーストラリア、パプアニューギニア、フィジー、フィリピン、米領サモア、サモア、トンガ、キリバス、ニュージーランド)滞在後に入国する旅行者は、予防接種証明書または抗体保持証明書の提示が求められることはこれまで通りですが、これら証明書を持っていない場合でも、入国時に、ソロモン諸島国内の住所及び電話番号を申告し、高熱や発疹の症状が現れた場合には直ちに国立病院に連絡することを条件に、入国できる形となっています。
これにより、麻疹の予防接種は現状では必須ではなくなりました。しかし、状況が悪化した場合にはまた新たな措置が決定される可能性もありますので、ソロモン諸島にご旅行を予定されている方は、今後も外務省の海外安全ホームページなどに留意してご準備下さい。

添付:200102ソロモン保健省麻疹通達
1月2日付 保健省通達